コロナ過で、しばらく出来ていなかったお祭りでした。

ゆずりは学園に二人の来客がありました。

「今年はお祭りが出来そうです。毎年出していてくれた団子を

提供してくれますか」

 

この10年、パパさんが60歳の厄年に、近くの美味しい団子

を提供したのが始まりです。

それからは、毎年この田原のお祭りに団子100本、提供していました。コロナ過で、お祭りが中止の時もありましたが、今年、やっとお祭りが出来るということで、団子の復活です。

午前9時50分、定刻の時間に大きなお神輿が庭に入ってきました。知人、教え子、先生など、約80人が一斉に入ってきて、庭に設置した机の上の団子に近寄ってきます。

お祭りは神様が神社から出て街を練り歩く行事です。

神様が街を練り歩き、商売を気を付けて、社会に出て、立派な人になり、そして健康に気を付けてとさまざまな思いがあります。厄を落とす人々が神様を連れてきてくださり、さらに厄を持って行ってくださいます。

今年は、ゆずりは学園の事務局に、そんな大きなお神輿が入ってきてくださいました。

子ども達をもっと支えていくことが出来そうです。

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