SNSによる嫌がらせは、かなりのスピードで増加しています。

私たちの学園でも、前の高校でのいじめ原因は、ほとんどスマホ

が関わっています。

小学校、中学校、高校と道徳の授業は、その指導が難しく、若い

先生の多く、そして経験を積んだ先生でも、道徳の授業は敬遠する

傾向が多かったです。道徳の授業で、スマホ問題をすることが大切です。

 

今回の名古屋市のいじめ自殺も、「ラインで悪口」でした。

ライングループからの中傷誹謗 担任に相談 11月

母親同席 担任に相談 12月 全校集会で、スマホ注意

1月生徒の欠席増加 3月自殺

 

11月の相談の時に、相手側の情報を真剣に聞くことが必要でしたね。

そして、全校集会の前に、生徒同士への指導を確実に丁寧にするとよかった。

悪いものは悪いとはっきり指導することが特に大切です。

 

小さな町の学校に勤務していた時、保育園から小学校、中学校とずっと

同じという学校でした。一人の生徒が、意見を言うと、みんな黙ってしまいます。

他の生徒の意見を求めても、誰も言わない。

ある日の授業で、権力の強い生徒が発表しました。

国語の授業です。多くの生徒の意見を聞きながら、進めたい教材でした。

すると、その中心の生徒が「自分の意見が一番合っている。あの子は馬鹿だから」

 ずっと気になっていた学級問題でした。すぐに国語の授業をやめて、その問題を

テーマに学級で、話し合いました。数学が出来る、英語が出来る、出来る子はすべて

なんでもその子の意見が正しい そんなことはない。みんな真剣に重い口を開いて

くれました。その後、何回もそうした話し合いは、全体でしました。すると子ども達は

気になった小さなことでも教師に相談するようになりました。

 

いじめ自殺は増えています。子ども達の心に寄り添ってください。