たまたまテレビで、チコちゃんのテレビを観ていました。なつかしい斎藤先生の映像が流れました。卒業式の「呼びかけ」を最初にされたのが、この斎藤先生と言うことが本当になつかしく放送されました。私がこの生徒と保護者との対面の卒業式を始めたきっかけとなったのは、45年も前くらいの斎藤先生との出会いです。教師になって、何か違う、もっと何か教育の根幹みたいなものを求めました。群馬県の島小学校での斎藤先生の改革は、通知表は要らない、子どもを数字で表してはいけないの言葉でした。まだ教師の年休が、このような研修会に参加するなんて認められない時代でした。でも突然の体調不良の嘘の電話で、でも前日には担当の子ども達には、「先生は明日から、もっと上手にあなた達に教えられるように、勉強に行ってきます」。子ども達はいつも私のこの研修会に参加の嘘の休暇にいつも協力してくれました。どの先生が臨時に来ても、静かに自習学習ができるようにしてありました。全国でいろいろな学校で行われる「教授学」の勉強会は、1978年の教授学 9号 1979年教授学 10号に、パパさんの美術の授業が掲載されています。稲垣忠彦先生の紹介で、まだ1歳の長女を連れての東大の教授の部屋で学習したことも。

 子ども達が学ぶことへの喜びを表現する時の顔、授業していて一番うれしい瞬間です。「先生、英語って簡単だね」と笑う子ども達、数学って答えが一つ、でも解き方はいろいろあって面白い、

英文法、国文法、どれも面白い。そして、感動の卒業式に、生徒と保護者の対面式を作りました。

今テレビで、先生と、保護者と生徒、在校生が全員向き合っての卒業式が、今も生きていらっしゃる斎藤先生の教え子の方がたの再現で放映されました。実際の斎藤先生の卒業式をこうして観られて、本当に感動です。

 2015年の卒業式も中京テレビで放映されました。今回も昨日の中京テレビで放映されました。ドームの中の生徒と保護者の卒業式です。子ども達が大好きです。