遠く離れている若者たちとも、メールで話しています。

ガラ系の携帯をもう20年使っています。携帯番号も同じです。小学生で出会った子も、もう20代、30代になっています。新しい家族を持って、今、その子どもの相談にもなります。

 どれだけ力になれるのか、わからないですが、出来ることをやっています。

遠くから、ホームページを見て、電話を下さる人もいます。本来ならば、お会いして話すのがもちろん一番大切です。でも、外に出ることが怖いという人もいます。若い人の支えになることは直接顔を見ない場合、本当に難しいケースもあります。でも、ひとりはさびしいです。

 自分に自信をもってくれるといいのですが。

知人が5080問題に向き合っています。中学からのひきこもりの青年も少し経つと50代になっています。社会に出ることは苦しいです。でも、怖がらずに自分を信じて、誰かにドアの中から、ノックしてください。

 答えは本人が持っているのです。この考えはずっと初めから同じです。

個性のある人は、増えています。病気ではないのです。こだわりが強いのです。そして、他人とのドアを上手に開けて、そのあと、そっと自分の部屋にもどる人は、素敵です。

自分だけが大切で、自分だけが正しいと考える人がいます。周りの人の意見は聞きません。

人から言われることは、全部文句に聞こえます。自分を非難しているように聞こえます。

そうではないと言っても、人からの意見には納得できません。

自分をよく理解して、何が得意で、何が苦手かを知ると、本当に素晴らしい人がいっぱいいるのにと思います。私たちが出版した「異空間のドアを開けて」の本の残りが少なくなりました。

再版の予定はありません。もう歳ですもの。