「二度と学校には行かない」と言った生徒。
よほど、学校で嫌なことがあったのでしょう。
学校は「楽校」と言う文字を私たちは使っています。
死ぬほど苦しいなら、朝布団の中で、震えながら泣くのなら、
学校には行かなくていい。
私たちがこのフリースクールを始めた時は、不登校13万人との報告。
でも今は16万人の数字。その中で、こうしたもう一つの居場所に通っている子どもは
4600人程度。市が経営している教育支援施設には約20000人、では残りの子ども達
約130000人は今どこにいるのでしょう。
民間の私達のようなフリースクールは、無料ではありません。義務教育の学校も無料です。
保護者の方が相談に来ます。「できればこのようなフリースクールに通わせたい。でも、送迎
や、月謝が払えない」と言う声が多いです。
いつかフリースクールを無料にしたいと、社会貢献型寄付付き自販機をサンカンパニーの協力で始めました。今回の受賞でいただいたお金もこの活動に回していきます。
どこかで学ぶ場所を見つけてほしいと思います。