地球風景が聞こえる 〜 旅を終えて
・世界を旅すると 何かひとつ基準になるものが欲しい時がある
ある国では牛🐂が神さま ある国では豚は食べない
鉄道は均一料金あり 距離計算あり 週切符 回数券 半年有効ありである
バスストップランプも 紐を引く 窓枠のレールを押す
駅名はなく番号だけ 番号もなくバスストップ🚌の表示だけの国もある
・ひとつの基準があったらと思うこともあるが それでは旅は色あせてしまうだろう
・「音のない音楽会があり 作品のない展覧会」があるからこそ 面白いのだろう
食べ物に好き嫌いがあるように その国の基準が正しく 自分の国と比較しないことが必要だ
そうして考えると 基準を最初から持っていないことがベストであり 自分の器に形を作らないこと
これが 旅の楽しみかも知れない