成人式の悲しい出来事から、ゆずりは成人式を始めました。毎年、この日が来ると、あの青年のことが脳裏に浮かびます。なぜ防ぐことが出来なかったのかと思う日です。
普通って何ですか? 中学時代、楽しいことは一度もなかったという記事は、私の本に乗せました。
兵庫県のいじめで、先生がいじめの聞き取り資料を廃棄したことが新聞に詳しく掲載されています。
学校現場の隠蔽は、残念ながらあります。もちろん、一部の学校の先生方であると信じていますが、
日本の組織の内部の問題はあります。外からの意見は、嫌なのです。不登校の数の問題も前に書きましたが、新聞記者であれ、県会議員の人にさえ、学校サイドは事実を外に出すことはなかなかしません。不登校は減らすことが出来るのです。しっかり子どもを見ていれば、出来ることは多くありますのに、どうすれば不登校の数を減らすことはできるのか、そうした勉強をせずに、とにかく外部からの意見を聞くことをしない学校現場です。わからないということが、恥になるとおもっているのですね。不登校の数が多いと、その学校、つまり校長先生の指導不足と取られることが嫌なのです。周りの意見が気になる、周りにどう思われるのが気になる。所詮、保身です。わからないことは素直にわからないと、よく知っている人に聞けば早く解決するのに。命はひとつしかないのです。
天竜川の土砂降りの雨の中でのキャンプ、全国ボランティアNiceとの思い出など、青年たちが話してくれました。2時間近くの距離を週3回通ってきたことなども、話してくれました。
今年はコロナでほとんどの行事は小さくか、時短か中止になりました。今回の成人式も中止にしたところもありました。でも、ゆずりは学園はとにかく自然の中ですから、中止という選択はありませんでした。社会に出ていく青年たち、「今年は海に出ることがなかなか出来なかった」「会社辞めちゃった。ごめんなさい」「大変だけど、頑張ります」「専門学校で、資格も取れました」「スーツだけでも15万したよ」
いろいろなことを話してくれました。
パパさんと始めた学園です。私たちの持っている知的財産を多くの人に渡したいのです。解決の方法を多くの人に伝えたいのです。情報の発信に努力していきますね。
成人式の後は、進級、就職、進学、そして卒業への準備に入っています。
近くの学校で、コロナ問題が出ました。気をつけていきます。