コロナ禍の問題で、海外からの帰国してこなければならなくなった子ども達が増えてきています。
海外で生まれ、育ち、ずっとそのままそこで生きていくと思ったら、突然のコロナ感染が世界中に。
再び元の生まれ育ったところに、帰る予定だった。でも今、この状態です。コロナが終息するのは、
いつになるのでしょう。
保護者の中には、このまま日本に住居を移すという選択もあるかと思います。終息したら、
再び海外に戻る親子もあるでしょう。
でも、その間に子ども達は日本の学校に通うことになります。
漢字が読めない、書けない。今までは、それぞれの国で、十分楽しい学校生活が送れていたのに、
急に日本での生活。2か国語、3か国語、話せる子ども達なのに、日本に来て、急に日本語で書かれたテスト。海外では100点取っていたテスト。日本語が書けない、読めない、テストは0点です。
今日は、海、湖、浜、浦、泳ぐなどの漢字の共通点から始めました。
「共通点」は何か 「水」だと中学生も一緒になって、学習がスタート。新聞紙から、その共通点を持つ漢字を探す作業です。マーカーで、新聞紙に色付けしていきます。小学生の漢字など関係ありません。どんどん探していきます。
漢字への興味は持ってくれたようです。帰国してまだそんなに日数は経っていません。
学校に行きたくないのは、漢字の壁が大きかったです。
もう少し、ゆずりは学園に通ってもらい、学校にもどしてあげたいです。