小学生・中学生の卒業式でした。
午後からの式です。いつもの教室が少し変わった式場に変わりました。
子どもたちは、高校生キャンパスに荷物を置き、しばらくするとゆずりはの森に登ります。
小学生2年から中学3年生、9名とスタッフ3人が森に向かって出発します。
元気に登っていく子とゆっくりリースの葉っぱなどを探しながら登っていく子、頂上からは
「景色がいいです」と写真が送られてきました。
スクールの下では、後から来た子どもとスタッフさんが、ピザ窯に火を入れて、フランクフルトと
ナンの準備、今日は、カレーを付けて食べます。
毎日、毎回参加する子どもたちが代わっても、何か「溶け込んでいる」雰囲気です。
1人の子が「ママさん、今日来た子、まき割り、一発できれいに割れたよ」と伝えに来てくれます。
動画を観て、外国語を覚えている子は、なめらかな英語でフレーズを口ずさみます。
森から帰ってきた子から、フランクフルトを食べ、ナンを食べ、持ってきたお弁当を食べ、式の時間まで
ゆっくり遊んで過ごします。森の頂上には、6匹くらいの蜥蜴。蜥蜴が大好きで、種類もわかります。
いっぱい教えてくれます。教室ではあまり話さない子ですが、森では案内人になります。
しっかり手に持って、蜥蜴を見せに来てくれます。
初めて森に登った2人の大人の人もリースを手にしてきました。
式が始まりました。
中学生から、小学生の順番に証書を渡します。
1人1人にメッセージと花束を添えて渡します。
どの子も大きく成長しました。式の間、静かに座っています。
慣れた教室、遊んでいる仲間、緊張しない環境だと、どの子も安心します。
いじめのない学校、子どもたちの居場所作りを続けていきます。
太平洋から届いたワカメ、子どもたちが帰った後に、乾燥させています。