家族とは、子どもの人格形成に大きく影響されます。

学校と言うもうひとつの社会に入る前では、家庭しか子どもの居場所はありません。

その家庭の中で、親からの理不尽な考えや行動での虐待で育てられた子どもは、

自己認識のゆがみや対人関係の構築ができないなどの人間になっていきます。

私は専門職の臨床心理士などではありません。

目の前の子ども達の心に寄り添うもうひとつの学校のママさんです。

 

昨日は「親を捨ててもいいですか」というNHKのテレビ番組がありました。

虐待もいじめもなくなりません。閉鎖的な環境の中での出来事はいろいろな事件を起こします。

母親から暴言や暴力を受けて、ありがとうの言葉も聞かされなかった一人息子の人が

「ゴミでも分別して捨てるでしょ。・・親を捨ててもいいですか?」

「今でも後ろから殴られるのではないかと怖いです」

家庭の中での、長い日々の中での閉鎖的な環境が子ども達に及ぼす影響は大きいです。

 

大人になれない子ども達と言うテーマでも多く本に出版されています。

体は大人なのですが、考え方が偏りのある人がいます。

 

最後までやり遂げることができない。

楽しむことが出来ない。

まじめすぎる。

親密な関係を持つことが出来ない。

責任を取りすぎるか、反対に責任を取らなさすぎる。

 

これらがすべてではありません。育った環境で、人それぞれが受ける影響は多大です。

発達障害・アダルトチルドレン・・・

どれに当てはめるのではなく、どう解決の方向に向けるかが大切だと思います。image