今も久しぶりに教育関係のドラマ「ひきこもり先生」を観ました。

そのドラマの中に、あの全国一斉休校の総理の映像が流れました。

いつも学校に来いと言うのに、生徒が学校に来たくなったのに、校門には鍵がかかり、国の命令で一斉休校。

生徒に家に帰れという矛盾。生徒がそして不登校担任の先生たちが「校長先生、鍵をあけてください」というラストシーン。

 

2020年2月。あの日から子ども達の苦しみはまた違う形で増えました。

「なぜ学校に行かないのか」と子どもに言う親。

「なぜ学校に来ないのか」と言う先生。

「なぜ学校に行けないのか、わからない」子ども達。

「学校なんか行かなくてもいい」という子ども達の心に寄り添う言葉も出てきました。

 

好きで、不登校になるのではありません。

好きで引きこもりになるのではありません。

2020年2月27日、全国一斉休校。卒業式が中止になる学校が多くありました。

田原市の文化会館での卒業式も当然、使用禁止。

 

でも、海と森に囲まれたもうひとつの学校の卒業式は、やや寒い風の中、挙行しました。

来賓もいないけれど、一緒に頑張ってきた保護者の方々と生徒だけが主役です。

 

子ども達の居場所です。

今日も子ども達、保護者の方々にメールです。

「ありがとうございます」「うれしかったです」「学校から暗い顔で帰ってきましたが、安心しました」

 

どんな時もいかなる時も、子ども達が主役です。

 

今日は高校生キャンパスの横に植えた、パッションフルーツをひとつ収穫。

とても美味しかったです。imageimage