長く休んでいると学校が怖くなります。教室にも入れません。友達がどう自分を見るか、その目も怖いです。課題・宿題が出来ていないのも怖いです。怠けているのではないです。やろうとするけれど、自分一人ではできない子どももいます。読書感想文が苦手な子どもも多いです。自分のことも分からないのに、本の作者の気持ちなど理解することは難しいです。悲しい、切ない、家族が死んでも泣けない子どももいます。死にたくなるくらいなら、学校に行かなくていいです。自分の好きなことを続けてください。

 お母さん、お父さん、分かってあげてください。中学時代、いじめで不登校になったタレントの中川翔子さんのメッセージに「いじめられている君は悪くない」とあります。

苦しいなら、辛いなら学校に行かなくていいです。死んではいけません。必ずあなたがこれでいいと思える世界があります。ゆずりは学園も美容コース、キャンプコース、空の世界体験、動物ふれあいコース、そしてビジネスの世界へと子ども達を導いていきたいと思っています。

楽しいフリースクール時代、高校時代を過ごしてほしいです。自分の好きなことで、自分の人生をつかんでください。

 17日の学園祭のテレビが朝から放映されています。NICEのみんなもこども達も、みんな楽しそうに映っています。笑顔を見ることが何より、うれしいです。

子ども達が海岸で拾った流木が飯盒炊飯に、そして一部がトイレットペーパーホルダーに変身。

子ども達のいない今日、トイレ工事がスタートです。拾った流木を切り、飯盒炊飯に利用しました。先端はきれいな模様になっています。その流木の先端をグラインダーで、きれいに面を作り、のこぎりで10センチに切ります。色を付けて、トイレットペーパーホルダーにしました。トイレはきれいにリホームしたばかりですが、ペーパーホルダーが最新しすぎて、子ども達がうまく使えず壊れてしまったから、急きょ工事にかかりました。携帯置きの場所も作りました。ゆずりは学園のこの101室しかない作品です。流木アートはひとつひとつすべて形が違っています。メルカリなど、現在の流行についていけない私達ですので、作品を売ることができればいいなあと思うだけです。母子家庭が半数を超しています。子ども達の支援に何かできればいいのですが。

イタリア人の記者から、英語でお礼のメールが届きました。学園祭の写真も一緒にゆずりはの森から192号に掲載します。