2つの南半球 〜 地球風景が聞こえる
・ゴールドコースト(オーストラリア)の浜辺を裸足で歩いた
あまりの美しさにびっくりする ゴミを捨てる人はいないし 常にパトロールし
ゴミを拾って行く 少し大きな石が砂から顔を出しただけで 車に積んで片付ける
素足でショッピングする人も 素足でバスに乗る人もいる
パラダイスビーチとは 何と素晴らしい名だろう
オーストラリアの休日 子どもたちは浜辺の清掃やガソリンスタンドでの洗車の
ボランティア活動など 学校への寄付集めに忙しい
・同じ南半球でありながら ペルーの首都リマの海岸はゴミの山である
昭和初期の日本である ペルーの子どもたちは 大きな食器に水を入れて 道路脇に座って待ち続ける
車が駐車すると駆け寄り 洗車商売をする
信号待ちの車にはチョコレートやタバコを投げ売る 車の間をすり抜け 青信号で走り去る
命がけの商売である
薬局や酒屋は ドアも開けられない地区がある
小さな格子窓から 現金と品物を交換する
もし多数の人を店内に入れたら 途端に品物は消えるからである
国が貧しければ国民も貧しい 公務員の給料も安い
学校の先生でも 夜はタクシー運転手をしている
貧しい国の賢いドロボーは 取られた人が必ず買い取ってくれる品物を仲間で売りに行く
事実3回 も自分の物を買い取った人がいる
コンタクトレンズでない人は 特に注意した方が良い