タヒチ 一行詩のささやき 〜 地球風景が聞こえる

・時を重ねひとり旅する波たちと 別れを惜しむ南太平洋

・星と月を待ち続ける愛しき海の色に 涙する

・再会に月の白さが波を呼び集める 朝の海

・海と ウミと うみだけの 地球の世界

・テイアレの白い花の香り漂う島で ゴーギャン眠る

・モーレア島に沈む夕日が椰子の🌴木を 染め始める

・石像が草木に溶け込むポリネシア博物館

・スコールの帯を見てタヒチ島の草木が飛び起きる

・積乱雲の高さに夢を託すポリネシア洋上

フィジー諸島

・夕暮れの夏風に吹かれ南太平洋を吸い込む 船上

・ポリネシアの言葉の響きに心洗う 南洋をそっとしまう

・島々を渡る先祖に故郷を歌う ミクロネシアの人々

・洋上の旅人たちの苦労を未来につなぐメラネシア

・夕日に揺らぐ港の波が黄色い楕円を描くフィジー島

・白波の一つ一つに思い出が浮いては消えるミクロネシア

・スパ港に友の投げる涙のテープに 泣き崩れる残された乙女